ダイエット効果が四倍になる成長ホルモン活用法

こんにちは。

冬瓜ダイエット開発者の中島千鶴子です。

今日は「体温を上げると健康になる」より、

ダイエット効果が四倍になる成長ホルモン活用法についてお伝えします。

よく有酸素運動は、３０分以上継続して行わないと脂肪燃焼効果がない

と言われますが、それは、この「分解」が行われるまでに時間がかかってしまう

からなのです。

ところが、この分解を早める秘策が一つだけあります。

それは、「成長ホルモン」を出すことです。

成長ホルモンとは、脳の下垂体から分泌される人間の成長を促すホルモンです。

おもな働きは骨や筋肉の成長を促すことですが、

このホルモンの働きはそれだけにはとどまりません。

じつはこのホルモンは、脂肪を分解する働きももっているのです。

成長ホルモンの分泌が最も多い１０代のころに比べると、

５０代の分泌量は５分の１以下にまで低下してしまいます。

年をとるとやせにくくなるのは、この成長ホルモンの減少が関係していたのです。

では、どうすれば成長ホルモンが出るのでしょう。

じつはその答えが「無酸素運動」なのです。

無酸素状態で運動すると、筋肉には「乳酸」という疲労物質がたまります。

じつは、この乳酸がとてつもない力を発揮するのです。

どういうことかというと、筋肉に乳酸がたまると、

それに対してフィードバックメカニズムが働き、脳にその情報が行くことによっ

て、下垂体から成長ホルモンが分泌されるのです。

ごく普通の筋トレを行っても成長ホルモンは出るのですが、乳酸がたまったという

情報が脳に行くと、成長ホルモンの分泌量が何百倍という驚くべきレベルで急増

するのです。

加圧トレーニングに近い効果を持ちながら、家庭でも一人で安全に行える

「スロートレーニング」

具体的にいうと、１回のスクワットを１分間ぐらい時間をかけて行うのです。

また３０秒ぐらいかけてゆっくり腰を落とし、また３０秒くらいかけてゆっくりと

元の位置に戻す。

これを呼吸の回数を減らし、できるだけ無酸素に近い状態で行うのです。

このくらいゆっくりとした速度でトレーニングを行うと、

筋肉はそれを負荷の大きな運動だと錯覚します。

そして、負荷が大きいと錯覚した筋肉は、乳酸がたまった時と同じように、脳に

「成長ホルモンをたくさん出してください」とフィードバックを送るのです。

その結果脳の下垂体から乳酸がたまったときと同じくらいの成長ホルモンが

分泌されるというわけです。

トレーニング量の目安としては、１分回１回のスクワットなら１０回から１５回

ほど行っていただければ、かなりの筋肉増量につながります。

早速、私も今日からスクワットで、成長ホルモンをたくさん出して脂肪燃焼効果を

上げていきます。