私中島千鶴子について

公開日: : 中島千鶴子について

こんにちは。

冬瓜ダイエット開発者の中島千鶴子です。

今日は、私個人についてお話ししますね。

 

今から20数年前、40歳の1週間前に離婚しました。

私の手元にあるのは30万円だけ。

ワンルームマンションを借りたら残り10万円。

お金もコネもない、

車の免許すらない私の人生はこれからどうなるんだろう。

 

熊本城の天守閣で、流れ出る涙をぬぐいながらこれからの人生を考えました。

 

まずは生活費を稼がなくてはいけないと思い、夜のお店で働くことにしました。

 

簡単に考えていたのですが、40才にもなっている素人の私を雇ってくれるお店など中々なくて、やっとあるお店で雇ってもらえることになりました。

 

そこのママから「夜は戸籍の年齢ではなく、見た目の年齢だから面接にいらっしゃい。」と言っていただき、スグに面接してもらい採用になりました。

 

この時、夜用の服など持っていなかったので、下通りにあるパルコでピンクとパープルのボディコンのワンピースを2着買い、ピンクのワンピースで面接に行きました。

 

それから1週間後、そこのお店にいらっしゃるお客様に誘われて

5枚の名刺とたった4万円の資本金でクラブを開業しました。

 

なぜ、1週間くらいで素人の私がお店を持てたかというと、私が勤めていたお店の常連の社長が彼女さんに経営させていたのですが、「毎月かなりの額の赤字が出るので売りたいのだけれど、流行らないお店は買い手がないから、君が流行らせてくれないか。但し、資金の援助はできない代わりに利益が出たら全部君の物だ。」と言われ、

又熊本城の天守閣に登り市内を眺めながら、「これもチャンスかもしれない。」とお店をやろうと決断しました。

 

経費を計算すると1日7万円になります。私の日当を3万円にすると毎日10万円の売り上げが必要になります。

 

流行らないお店の時のセット料金は3.000円でしたが、そうすると1日に34名くらいのお客様に来ていただければなりません。

 

私には毎日34名ものお客様に来ていただくことはできない。

 

では、セット料金を4.000円にして女の子が何か飲み物を1杯頂けばお客様一人の単価が5.000円になるので、20名のお客様に来ていただければお店は成り立つと考え、お店を引き受けることにしたのです。

 

もちろん、お酒を仕入れるお金もないので、その日の酒代は翌日のお店のオープン前に支払うということで酒屋の社長に了解してもらいました。1日だけツケにしてもらうということです。

この時酒屋の社長は「かわいそうに。一週間と持たないだろう。」と思ったそうです。

 

絨毯も新しく張り替えてもらったのですが、支払いは3か月後にしてもらいました。

 

夜は紫と歌にもあるように、上品な藤色をお店のイメージカラーにし、ロゴもプロの方にお願いしてアルバイト料金で作っていただきました。名刺も藤色のロゴの入ったとっておきたくなるような素敵な名刺を作りました。

 

私にお店をやらないかと誘って下さった社長がお店のオープンの招待状を印刷して持ってきてくださいました。が、私が持っている名刺は5枚しかないので、その社長の持っていらっしゃる名刺を見せていただき、勝手に招待状を出しました。

 

オープン当日、招待状を持ったお客様がたくさん来てくださいました。私が挨拶すると、「え?どこのお店であった?覚えてないなー。」と、皆さんおっしゃるのです。

 

それで正直に「初めてお会いいたします。素人でお店を始めてしまって招待状を出すところがないので、T社長のお持ちの名刺をお借りして、勝手に出させていただきました。すみません。」とお話しすると、「お客様も持っていないのにお店を開いたのか。」とビックリされ、「よし俺がお客を連れて来てやる。女の子もいっぱいいるから気に入った。」と、オープンに来て下さった社長たちが、お友達の社長たちをお連れ下さるようになり、3か月後には、空っぽだったボトル棚のキープが300本を超えていました。

 

固定費である人件費を抑えるために、7時のオープンから8時までは、私とプロの女の子が二人、8時になるとアルバイトの子が二人きます。

9時からのラッシュ時にはまた二人アルバイトの女の子がきます。12時になると8時に来た子が帰ります。この時全部のテーブルを回りご挨拶させます。「どうぞごゆっくり。お先に失礼します。」と。すると必ず「じゃ一緒に帰ろう。」と必ず帰られるお客様がいらっしゃいます。

 

うちのお店は1時までなので、又一組お客様を入れることができます。

アルバイトの子たちは、4時間しか働かないし、プロより時給が安いので二人で一人分の人件費でした。つまり、女の子たちは6名いるけれど実際の人件費は、4名分だったのです。

 

アルバイトの子たちは、全員お昼も働いているので、お夕食は私が作っていました。私の作る食事は女の子たちには好評で、中にはお客様も食べたいと言って下さることがあって、召し上がっていただいたことがあります。

 

私は、よそのお店のママたちとは全く逆のやり方をしました。

それは、同伴禁止、営業禁止です。営業はママの仕事だと思っていたので。

営業のために、毎朝某銀行のシャッターが開くと同時に、窓口で昨日の売り上げを預金するのです。毎朝一番に窓口で預金したら目立ちますよね。支店長も見ていて下さるかもしれないと思いながら通っていました。それからしばらく経って、支店長がお客様を連れてお店に来てくださいました。そして、常連になっていただきました。

 

また、別の某銀行の支店長もある社長様と一緒にお店に来ていただいたとき、おつまみのらっきょう漬け(私が漬けたもの)がすごく気に入られ、それがご縁で常連になっていただきました。

あまりお好きだったので、食堂においていただこうと、大きなガラス瓶に入れ銀行の窓口にお持ちしました。その銀行では皆さんがラッキョママと呼んでいたそうです。そして、行員の方々皆さんにもお店に来ていただくようになりました。

 

お客様から色々なことを教わりました。

「ここのお店のことを言ってるんじゃないよ。」と前置きしながら

「お店に入っても、お店の人は何も言わずに黙っている。来てはいけなかったのかな。と思うときがある。」と言われたのです。

 

それから、私は、ドアが開くと八百屋さんのような大きな声で「いらっしゃいませー」と急いでお客様をお迎えに行き席に案内するようにしました。

 

それから、「絶対にスーパーの袋は持つな。幻滅するから。」とか

 

「お客様が帰られる時が大事だ。」とのアドバイスをもらいました。

 

なので、お店が満席で入られなかったお客様も一緒にエレベーターに乗り、初めてのお客様には、名刺を渡しながら、「9時からはラッシュなのでぜひ早い時間にいらっしゃってね。」とお送りするついでに営業もしました。

 

お客様は、しばらく行って必ず振り返られます。声は聞こえないけど「ありがとうございます。またいらっしゃってね。」と手を振っていました。そしたら、ママがずっと見送ってくれたからと常連になって下さったお客様がたくさんいらっしゃいました。

 

この貴重なアドバイスのおかげで繁盛店になることができ、お客様たちには本当に感謝しています。

 

ネオンをつけ、お店のカギを開けるだけで毎日お金が入ってきます。

昼間は、有閑マダム達と九州中を遊び歩く毎日を過ごしているとき、ふと、こんな生活をしていたら私はきっとダメになると思いました。

 

そして再び熊本城の天守閣に登り、再び真剣にこれからのことを考えました。

ちょっと長くなったので、続きはまた明日お話ししますね。


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